ヒト試料・情報を用いる研究に関する情報公開

株式会社メガカリオンは、「ヘルシンキ宣言」、厚生労働省・文部科学省・経済産業省「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」および「個人情報の保護に関する法律」等を遵守して研究を行っています。これら倫理指針や法令の趣旨に従い、情報公開の対象となる研究について、以下の通り公開いたします。
なお、株式会社メガカリオンでは、研究対象者の方々が特定できないように匿名化されたヒト試料・情報を、第三者機関から入手し研究に用いております。試料をご提供くださった皆様の中で、研究利用の中止を希望される場合は、受診された医療機関等へご相談ください。

課題番号1

課題名 iPS細胞技術に基づく同種臨床試験用巨核球細胞の樹立と血小板製剤の開発に関する研究
研究期間 2014年4月1日~(終了日未定)
研究目的・利用方法 ヒトiPS細胞をもとにして、血小板のもととなる巨核球細胞や血小板製剤を作製し、患者さんによりよい治療法を届けるため、巨核球樹立法開発、血小板製法開発、遺伝子発現解析、機能解析、品質試験、血小板製剤の非臨床試験、および輸血以外の適応症のための研究開発等を行います。
研究に用いる試料・情報の種類 試料:
・京都大学 iPS細胞研究財団から提供を受けたHLAホモストックiPS細胞と、これらから誘導した巨核球株、血小板
・米国NIHが樹立したヒトiPS細胞と、これらから誘導した巨核球株、血小板
・国内外企業から購入したヒトiPS細胞

情報:遺伝子発現情報、核型・ゲノム情報、ドナー臨床情報等
試料・情報を利用する者の範囲 株式会社メガカリオン、千葉大学大学院 先端研究部門、宮崎大学医学部、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科、京都大学iPS細胞研究所、京都大学薬学部、金沢大学 WPIナノ生命科学研究所、国内外の契約先企業、研究受託機関等
研究統括責任者 株式会社メガカリオン
代表取締役社長 最高経営責任者 赤松健一

課題番号2

課題名 iPS細胞由来血小板の機能評価、特性解析に関する研究
研究期間 2015年4月1日~2028年3月31日
研究目的・利用方法 iPS細胞から作製した血小板の機能評価系、体内動態や保存方法を確立するため、陽性対照としてヒト血液由来血小板を使用し、血小板機能等を解析します。
研究に用いる試料・情報の種類 試料:
ヒト血液由来血小板として日本赤十字社より提供される献血血液、課題番号1に記載したヒトiPS細胞由来血小板製剤、社内ボランティア血液
試料・情報を利用する者の範囲 株式会社メガカリオン、研究受託機関等
研究統括責任者 株式会社メガカリオン
代表取締役社長 最高経営責任者 赤松健一

2024年8月1日現在

pagetop